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Z世代を戦力にするポイントとは vol.1

  • 執筆者の写真: 江畑 一雄
    江畑 一雄
  • 2022年2月13日
  • 読了時間: 3分

今後の事業展開、企業発展を考えるために必要になってくるZ世代(1996年生まれ~)の人材をどう確保し、企業の戦力にしていくのか。

未来型人材戦略として、現在の25歳~新入社員を含めての人材をどう活かしていくのかが、これからの企業発展のポイントになると考えています。


経営者とマネジメント職の方にとっての、Z世代の価値観や考え方を理解した上での人材育成と戦力化を考えていきます。


私が、たくさんのZ世代の方と行なったキャリアコンサルティングで実感したことも踏まえながら解説していきます。


社外キャリアキャリアコンサルティングの場では、社内ではない第三者の立場で話を聞けているので、上司にどう思われるのかとか、評価にかかわるじゃないかとか考慮ない実直なポイントが聞けています。


Z世代の仕事に対する価値観

■専門性を磨きたい

私が、行うキャリアコンサルティングの場では、自己理解のために、必ず仕事に対する  

価値観を質問します。まず最初に、クライアントからは、「専門性を身につけたいです」「自分ができる能力を高めたい」「仕事で積極的に学びたい」という話が出ます。

仕事を通じて専門的知識、技術を身につけなければという意識は、強く感じます。


■社会に貢献したい

Z世代は若い頃から、インターネット、スマホ、SNSを普段から使い、世界の情報に触

れて育っているため、社会課題への意識も高いです。

グローバルへの意識と課題を自分ごととして捉えています。これは、高度成長時代の社 

会風潮のように、未来が明るく発展していくという認識ではありません。日本の少子高  

齢化、地球環境の悪化など社会の課題が、自分たち世代には、逃げられない問題だと考

えているからだとと思います。


■やりがいや充実感を感じたい

Z世代はSNSを使う中で、自由に自分の考え思いを表現している同世代の情報、又、自

分の考えを発信、自由に表現することを普通にしています。だから、行動の基準は、や

らされている感ではなく、自分のやりがい、充実感に求めています。

これは、働く目的にも通じているのかもしれません。


Z世代は、仕事に対する価値観は、育ってきた時代が、すでに日本が華々しく輝いていないし、高度成長、バブル時代、日本が世界をリードした時代は過去のものなので、真摯で真面目なスタンスが基本です。

このようなことを理解して、企業で働き始めた若いビジネスパーソンとしてZ世代を理解 して丁寧に育成して、共に組織発展を担いましょう。


今回は、Z世代の仕事に対する価値観を考えましたが、次回は、Z世代が考える職場環境について考えていきます。

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