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Z世代を戦力にするポイントとは vol.2

  • 執筆者の写真: 江畑 一雄
    江畑 一雄
  • 10月16日
  • 読了時間: 2分

 未来型人材戦略として、現在の25歳~新入社員を含めての人材をどう活かしていくのかが、企業発展のポイントになると考えます。


今回は、Z世代の考える、求める職場環境について考えていきます。


 Z世代の育ってきた時代背景としては、バブル時代、リーマンショックを体験していません。世の中に出た時から、低成長、停滞感、閉塞感を感じる社会なんです。


■安定性を重視する。

安定性=大企業ではありません。自分自身にとっての安定性です。

それはどういうことなのか、自分と企業の相性(マッチング)、企業や業界、ビジネスモデルの将来性を考えての安定性からの判断です。


■社会貢献や世の中に役立つ仕事を重視する。

Z世代の価値観ともリンクしていますが、重要な要素になっています。

彼らは、常に世界の情報を意識しています。


■助け合える職場、風土を求めています。

Z世代は、無用な競争は好みません。オレがオレがの雰囲気、自分だけが、よければいいのだと競争を煽る風土は嫌います。

情報や知識が世界全体ですので、多様な個性を尊重し合うことが普通です。互いの個性を尊重し、助け合う関係を重視しています。

一つの目標人物像、単一的ロールモデルがないと考えていいのだと思います。


■ノルマのきつい企業を嫌がる。

上からの指示が絶対でプレッシャーがきつそうな企業は嫌います。

収入給料より、自分らしくできる仕事や生活が一番と考えています。

さらには、上司には、厳しい指導だけではなく、丁寧な傾聴と指導を望んでいます。


Z世代の仕事に対する価値観からは、このような職場環境を求めています。


 イメージとしては、彼らの考えの中心は、既に、ワークライフバランスをバージョンアップしてライフインワーク、生活・人生の枠の中の一部でワーク(仕事)は、特別なものと捉えていないのではないでしょうか。


 こんな考えで、厳しい企業間競争には勝てない、甘えているのではと考えるのではなく、Z世代の育ってきた社会や環境を充分に理解し、これからの社会に適応していく世代と考え、私たちが、新しい企業人・ビジネスパーソンに育てていくと考えるのはいかがでしょうか。



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