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ポータブルスキルを意識して働こう

執筆者の写真: 江畑 一雄江畑 一雄



皆さんは、仕事をする上でポータブルスキルを意識していますか。

ポータブルスキル(持ち運びができる能力)は、自分に備わった汎用性のある能力のことです。



仕事を進めるために、様々なスキルを使っていますよね。パソコンを使って営業資料を作成して、成果をあげる。情報を整理して物事を段取り良く進める。周囲を巻き込んで課題に対して取り組んでいく。


今あげた3つの業務を能力としてのキーワードにすると「業務推進力」「計画力」「働きかけ力」


これら業務を通じて培ってきた強みであり、能力であり、できることです。

他の部署に異動しても、他業種に移っても発揮できる能力であり、持ち運べる能力、即ち汎用性のある能力が、ポータブルスキルです。



若い方との1on1面談やキャリアコンサルティングで、自分には、強みなんかありません、見つかりませんという方がいます。又、○○資格がないから専門的なスキルがないから、イコール能力や強みがないと考えている方があります。

しかし、落ち着いて職務の振り返りや棚卸しをしていただくと自分自身のポータブルスキルに気づいてもらったり、見つけてもらえます。



働く人に、強みがない人なんていないと思っています。

社会人として継続して働いてきた人なら必ずスキルを持っています。

皆さんは、日々の業務でポータブルスキルを培っているのです。


少し慣れれば素早く業務をこなせるようになったこと、業務を進めることが面白く感じたこと、工夫やアイデアが浮かんできた業務で得意かなと感じたことはありませんか。

これらを業務や考えを抽象化して言語化することで、自分自身のポータブルスキルが明確できると考えています。



このポータブルスキルを意識して、仕事に取り組むこと、スキルを磨くこと、強みとして身につけることが、現在と将来の自分自身のキャリアをデザインするポイントになると思います。



これからも仕事やキャリアでのモヤモヤ感を払拭するヒントを書いていきたいと思います。

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