Z世代の特徴にデジタルネイティブ、SNSネイティブとか言われています。情報検索能力が高く、知りたいことは、どこから、どのようなワードで調べるのかを素早くみつける検索力があります。しかし、ある一定の答えは手元にあるので、質問するポイントやわからないと言うことことができないという特徴があります。 さらに、デジタルネイティブではありますが、ビジネス、会社でよく使われるメールは使った経験が非常に少ないのです。短い言葉だけでのコミュニケーションが通常だからです。 最近、書店にビジネスメールのノウハウ本が並んでいるのを見て、なんで？と思われたことはないでしょうか。 　このことを理解してZ世代若手社員と接することに損はないです。 　次にZ世代の魅力を見ていきます。 まず、物おじしないことです。これは、SNSネイティブと関連しているからだと思っていますが、情報が全世界的である、すなわち、常にSNSで世界の生情報とつながっている。SNSでの交流からネット上での友達やメンターがいることです。価値観を世界の情報から形成していることが強いと感じます。日々の若い方との面談

今後の事業展開、企業発展を考えるために必要になってくるZ世代（1996年生まれ~）の人材をどう確保し、企業の戦力にしていくのか。 未来型人材戦略として、現在の2５歳～新入社員を含めての人材をどう活かしていくのかが、これからの企業発展のポイントになると考えています。 経営者とマネジメント職の方にとっての、Z世代の価値観や考え方を理解した上での人材育成と戦力化を考えていきます。 私が、たくさんのZ世代の方と行なったキャリアコンサルティングで実感したことも踏まえながら解説していきます。 社外キャリアキャリアコンサルティングの場では、社内ではない第三者の立場で話を聞けているので、上司にどう思われるのかとか、評価にかかわるじゃないかとか考慮ない実直なポイントが聞けています。 Z世代の仕事に対する価値観 ■専門性を磨きたい 私が、行うキャリアコンサルティングの場では、自己理解のために、必ず仕事に対する　　 価値観を質問します。まず最初に、クライアントからは、「専門性を身につけたいです」「自分ができる能力を高めたい」「仕事で積極的に学びたい」という話が出ます。