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若手社員の本当の悩み

  • 執筆者の写真: 江畑 一雄
    江畑 一雄
  • 10月16日
  • 読了時間: 2分

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 若手社員の仕事についての本当の悩みは何でしょう。

労働政策研究・研修機構(JILPT)の離職状況調査によると第1位は「給料の金額」になっています。

本当に給料なんでしょうか


 私は毎日、キャリア相談に来る若者のクライアントと面談していますので、内容は様々ですが、給料の金額で悩んでいるクライアントは1割もいません。

9割以上が、人間関係、仕事内容、職場環境です。


 給料を退職の理由にするのは、使い勝手がいい、人間関係や仕事内容を理由にすると現場にかどがたつ、だから言いやすい給料を理由にするのです。

 辞めたいと会社に話したら、給料を上げるからと言われる若者は多いみたいです。


 しかし、そこに原因がないのですから、思い留まりません。

若者の定着は、思いの他むずかしいのです。


若者の職場定着の問題を解決できないのは、職場の”本当の問題”を知らないからでもあります。


 職場で悩んでいても相談できる人がいない。先輩は自分のことで忙しくしているか、悩んでいるのを見て見ぬふり、上司も同じようなもの。

又、悩みの原因の当事者になかにあるのかもしれません。


 若手社員の教育訓練、仕事に関連するテク二カルスキル、業務関連ビジネススキルについては、中小企業であっても一定のものは導入されています。

 又、最近は人事での「HRテック」と呼ばれるソリューションサービスを導入もされている企業もあります。


 しかし、若手社員の離職率は高止まりのまま、優秀な社員が退職してしまう。

社員の定着はままならぬ状況が続いている。

 それは、職場の”本当の問題”がわからないから、見つけられていないからなんだと思います。

この課題解決について、これから継続して考えていきたいと思います。



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