Z世代と心理的安全性
- 江畑 一雄

- 10月16日
- 読了時間: 2分
Z世代を戦力にするポイントと方法を以前ご紹介しました。今回からはそのZ世代に関わるチームの作り方、チームビルディングについて書いていきたいと思います。
Z世代の特徴として助け合える職場、風土を求めているということから心理的安全性が考えられます。
心理的安全性の定義として、チーム・組織の中で、対人リスクを恐れずに思っていることを気兼ねなく発言でき、話し合える状態を示すというものがあります。
このことは、単なるアットホームな職場、仲良しチームではありません。Z世代のメンバーもこのようなチームを求めていません。先輩や上司が自分たちの感覚に合わない雑談をしてこられるのは困るのです。
チームメンバーがチームの目的や目標達成に向けて、熱い議論を交わしながら、お互いの意見や提案を率直に出し合うチームを望んでいます。雑談で時間を取られたくないタイムパフォーマンスを大切にするZ世代の合理的だと考える価値観です。
チーム目標に向かってZ世代も役割を担いたいし、自分の意見も言いたいのです。先輩や上司はたくさんの経験もあるから少しプロセスや前提など飛ばした意見や提案を求めたり、発言したりするでしょう。
相手の意見を否定したりしても、そのことで対人関係が悪くなったり、評価を下げられたり、人格的な攻撃を受けたりしないことが心理的安全性が担保されたチーム組織であることが重要です。
Z世代と心理的安全性は、これからのチームビルディングを考えるにあたって重要な項目と考えられるので、次回以降も考えていきたいと思います。





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